特区第10街区

サブカルやガジェットをメインにつらつら書いていくブログ。

WALKMANのAシリーズの2014と2015モデルを徹底比較!

SONY ウォークマン A20シリーズ  32GB ハイレゾ音源対応 ノイズキャンセリング機能搭載イヤホン付属 2015年モデル ビリジアンブルー NW-A26HN LM

まもなくウォークマンの2015年モデルが発売です。さて、今年は比較的安価な機種であるSシリーズは新型が出ず、新製品はそのワンランク上のAシリーズと最上位機種のZシリーズとなりました。ここでは、そのAシリーズについて何が変わったのか、HPにあるそれぞれの仕様を比較し考察していきます。

 

スペック比較

まず説明の前に、スペックを並べて比べてみます。赤字になっているところが変わっている点です。

f:id:tenyard:20151006003056p:plain

 

変わった点はどこか?

それでは変更点を考察していきます。デザインやバッテリー、ディスプレイはあまり変更点がなく、今回はそこまで大きな変更はないと言えそうです。ただ「こだわり」が色々増えているようです。

ハイレゾへのさらなる対応

一番の違いはこれだと思います。A-20では32GBと64GBのモデルでは、なんと「ハイレゾ対応」のヘッドホンが付いてきます(16GBは今まで通りのヘッドホン)。もちろん、ハイレゾ音楽を聴きながらノイズキャンセリング機能を使うことができます。

また、今回イコライザやVPTアコースティックエンジンが一部変更されているのも、よりハイレゾを楽しめるようにするためなんじゃないかと推測できます。

容量

A-20では16GBのモデルが新たに登場しました。16GBのモデルの特徴として、ヘッドホンの種類をハイレゾありか、なしのものかを選ぶことができます。通常のヘッドホンのモデルを選べば、その分安くA-20を手に入れることができます。

デザイン

外見はほとんど違いが内容です。しかし、最初に載せた「主な仕様」のリンクにある写真を見ると、A-20では色の数が変わっていることが分かります。A-10では4種類だったのが、A-20では6種類に増えました。

また、今回付属しているハイレゾ対応ノイズキャンセルヘッドホンは、モデルの色の数と同じものが付いてきます。A-10では白または黒だったので、より一体感のあるものになっています。

語学学習機能

これはちょっと意外でした。A-20では、語学学習機能がなくなっています。語学学習機能とは、「スピードコントロール」という再生速度を変える機能、「A-Bリピート」という2箇所をリピートする機能、「クイックリプレイ」というボタンを押すと数秒だけ戻れる機能のことです。この機能は、私は早いスピードで外国語の音読をする練習で非常に重宝しました。

Sシリーズにはこの機能がまだあるので、学生はAシリーズよりもSシリーズのほうを買っているっていうデータがあるのかもしれないですね。

Bluetooth

Bluetoothで使用している規格が、A-10では2.1なのに対し、A-20では3.0になっています。二つの違いはデータレートです。3.0のほうが通信量が多いため、新型のほうが安定した通信ができると言えそうです。また多少省電力化されたそうですが、仕様表を見ると、Bluetooth使用時の時間が両機種とも同じため、そこまでの違いがあるわけではなさそうです。

また、2.0ではBluetoothコーデックに新たに「LDAC」が入っています。これはBluetoothハイレゾを聴くために開発されたものだそうです。しかしA-10の方にもソフトウェアアップデートで使えるようになっているらしいです。

これらより、Bluetoothについては過去のものでもそこまで違いはないのかもしれません。しかし2.1と3.0の違いがどれぐらいあるのか未知数なので、断言はできません。

 

まとめ

これらより、購入基準としては次のように言えます。

ハイレゾ機能を使いたい → A-20

語学学習機能が欲しい → A-10 または Sシリーズ

どちらでもない → 性能値段等の好みでA-10 または A-20 または Sシリーズ