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テニス用のセンサはどれがいいのか? 7種類比較してみた

2014年にソニーからスマートテニスセンサーが発売され、センサでテニスのパフォーマンスを評価する技術が一般的になりつつあります。ふと欲しくなりどんな製品があるのか調べてみると、ソニー以外にも色々な製品が出ていることがわかりました。それぞれに違いがあって面白かったので比較してみようと思います。

機能の比較

まず全製品に共通しているのは、センサーでフォームを測定し(加速度や角速度など)スイングの種類やスピードなどのデータを見ることができる点です。さらにSNS機能があり、練習量を記録したり結果を共有したりできます。

今回探していて見つけたのは7種類。表にまとめました。

  装着場所 値段 バッテリー 対応ラケット 対応OS
スマートテニスセンサー グリップエンド内蔵 約2万円 約3時間 5メーカー

Android,iOS

Babolat Play グリップエンド内臓 約6万円 約6時間 Babolat

Android,iOS,

Mac,Windows

Babolat Pop 手首 coming soon 不明 全て Android,iOS
Zepp Tennis グリップエンド装着 $99.99 2.5時間 全て Android,iOS
Babolat and PIQ 手首 $178 8時間 全て Android,iOS
QLIPP Tennis Sensor ガット(振動止め型) $89 8.3時間 全て Android,iOS
Coollang Tennis P.O.D グリップエンド装着 $119 6時間 全て Android,iOS

※値段は通販サイトではなく公式ホームページのもの。

製品ごとの特徴

次は製品ごとに見ていきます。まずは現在日本で一定以上流通している(または販売予定)の商品です。
製品の特徴有名なメーカーはソニーBabolatで、他の製品は日本語に対応していないみたいです。また、装着場所は様々な種類があって面白いです。

スマートテニスセンサー

SONY Smart Tennis Sensor(スマートテニスセンサー) for YONEX SSE-TN1

ソニー製品なので日本語に対応しています。スマホで撮ったビデオとデータを比較しながら見ることができます。また、Android Wearに対応しています。
注意しないといけないのは、装着できるラケットが限られている点です。比較的新しいラケットで、かつ対応したメーカーである必要があります。とはいえ最近は対応ラケットが増えているため、有名メーカーのラケットを買えば対応している可能性が高いです。

Babolat Play

輸入品 テニスラケットBabolat Pure Aero Play Tennis Racquet-4 1/2 [並行輸入品]

Babolatだけにアプリのデザインは格好いいですが、センサ内蔵ラケットで売っているためそれなりの値段となっています。ラケット1つにチューニングして作られているので、他の製品よりも高精度の分析結果を期待できるかもしれません。また、点数で評価したり点数の対戦機能があったりと、Babolatのアプリはソニーと比べてモチベーションアップのための工夫がされているようです。

Babolat Pop

バボラPopテニスセンサー

アプリはBabolat Playと同じですが、測定できる項目が少なくなっています。リストバンド型で簡単に装着ができ値段も比較的安いため、手軽に使うことができそうです。日本ではまだ正式に販売されていませんが、通販サイトでは1万円程度と安さがウリとなっているようです。

Zepp Tennis

【日本正規代理店品・保証付】Zepp Technology Zepp Tennis (テニスセンサー) ZEP-OT-000004

グリップ型。追加のアタッチメントで装着するためどのラケットにも使えますが、飛び出しているためラケット使用時に違和感を感じるかもしれません。他の製品にない特徴として、スイングの軌跡を3Dで再現できる機能があります。

その他の製品

次に日本で正式に発売されていない(または発売される予定が不透明)商品を紹介します。

Babolat and PIQ

Babolat and PIQ Wearable Tennis Swing Analyzer with Serve Speed and Swing Type Tracking [並行輸入品]

Babolat Popの高機能版で、リストバンド型です。LEDディスプレイが付いており、スイング直後に分析結果を見ることができるようです。

QLIPP Tennis Sensor

Qlipp QT2015BK001 Tennis Performance Sensor - Black, 3.0 x 2.8 x 1 cm [並行輸入品]

他製品と違い振動止め型で、振動止めとしても使うことができます。スマートテニスセンサーと同様で撮影したビデオと分析結果を合わせて見ることが可能です。また、Apple Watchに対応しているようです。

Coollang Tennis P.O.D

coollangテニスセンサーFC KC CE RoHS証明書BluetoothトレーニングSwing Analyzer。トラックとレコードパフォーマンス。Inbuiltバッテリーとメモリを保存最大100?, 000ストロークAndroid & iOS S イエロー

Zepp Tennisと同じで、全ラケットのグリップに付けることができますが、違和感を感じるかもしれません。際立った特徴はあまりなさそうです。

まとめ

色々な種類がありますが、現在はソニーBabolatの2種類が安定していそうです。いずれにしろ、付けることによってテニスが楽しくなるのは間違いないと思います。
それでは楽しいテニスライフを!