特区第10街区

サブカルやガジェットをメインにつらつら書いていくブログ。

2023年個人的サブカルまとめ

今年は変化の一年でした。重い腰を上げて一人暮らしを始めたり、職場の人が次々といなくなったりと、1年間で良くも悪くも変化があったなと。

さて、そんなときに心の支えとなるのが面白い作品たちです。今年も振り返っていきましょう。

 

アニメ

推しの子

ピアノ・ソロ TVアニメ『【推しの子】』

アニメを追い続けていると、ごくまれに「これは見た人全員ハマるだろうな」って思えるとんでもない作品と出会うときがあります。最後に会ったのは5年前の「宇宙よりも遠い場所」でした。

今年、「推しの子」で久々に同じものを感じました。

話の核にミステリーな仕掛けがありながらアイドルものとして単純に面白いしキャラはみんな一癖あって魅力的だしどこにも隙がない面白さ。

これはすごい。

 

AYAKA

AYAKA SIDE STORIES 01: Brothers (WiZH)

僕の一番好きな作家、あざの耕平さんが所属している作家集団「GoRA」が手掛けるアニメ。やはり安定の面白さでした。

尽義(じんぎ)という酒を飲んでばかりいる人にずっと違和感があり、最初は入り込めなかったのですが、後半でその理由が明かされてからはジェットコースターのように物語が動き出し毎週の楽しみになっていきました。

さらに、GoRAは作家集団なので毎話ごとに短編小説が出るのがまたいい! それぞれの登場人物が深堀りされていて、さらに世界に沈んでいくこととなるのでした。

世の中的には全然話題になっていませんが、自信を持って推したい作品です。

 

呪術廻戦

【Amazon.co.jp限定】呪術廻戦 渋谷事変 6 DVD (初回生産限定版) メーカー連動購入特典(収納BOX)+全巻購入特典(シリアル(B2布ポスター))

「あわうみさん、絶対好きですよ」

そう言われて見始めました。正直ジャンプ漫画って癖が強くてあまり合わないことが多いです。鬼滅の刃も途中まで見て止まっているし。

しかし、呪術廻戦は違いました。五条先生かっこええ。と思っている間にすいすいとw話数が進んでいき、あっという間に2期に突入。

過去編を見終わったあとにふと映画を見たらちょうど時系列的に完璧なタイミングでしかもとんでもなく面白い。

で、2期の最後ですよ。どうなったんだ。はやく続きを見たい!

 

音楽

ぼっち・ざ・ろっく!

ぼっち・ざ・ろっく! 5(完全生産限定版) [Blu-ray]

ぼっち・ざ・ろっく!、アニメは普通に面白かったです。前半部分は中高時代の嫌な思い出がよみがえってだいぶえぐられましたが……。

しかし、終わってから曲を聴いているとなぜかまた聴きたくなってしまう。スルメ曲ってこういうことか。

お気に入りは、リズム感がとにかく気持ちい「忘れてやらない」と、これぞロックな「ギターと孤独と蒼い惑星」です。

 

mashumairesh!!

SHOW BY ROCK!!トリガーロック(初回限定盤(CD+Blu-ray))(特典なし)

SHOW BY ROCK!!」のましゅまいれっしゅの曲が再燃しています。きっかけは「SANRIO Virtual Festival 2023」で彼女らに「会えた」ことです。目の前で演奏する姿にまた聴きたくなっていました。

特に新曲(といっても2022年)の「星たちのオーケストラパレード」はたまらない。今年もフェスに出演するとのことで、また出会えるのを楽しみにしています。

 

小説

金色夜叉

金色夜叉 (新潮文庫)

明治時代に一大ブームを巻き起こした小説です。その勢いはすさまじく、これがきっかけで「聖地」の熱海が観光地として栄え始めたとか。

熱海観光の前にせっかくだからと読んでみると、旧字体で読みづらいながらも展開が気になってすらすらと読んでしまいました。実は途中で作者が亡くなり未完なのですが、弟子が書いた続編があったのでそちらにも手を伸ばし、物語を見届けることができました。

おかげで熱海観光が倍楽しかった!

味を占めたので、来年は日本のエンタメの元祖『南総里見八犬伝』にチャレンジしようと思っています。

 

ウィザーズ・ブレイン

ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫)

学生のころに3巻ぐらいまで読んで、いつか続きを読もうと思っていた作品がこれです。ちょうどキンドルで安かったので全巻買って読むことにしました。

ページをめくっていくごとに広がっていく世界に引き込まれていきました。そしてかつて読んでいた場所はまだプロローグの途中だったと。

なかなかなスロースタートな作品でしたが、巻を追うごとにどんどん深みが増していき続きが気になっていく。そんな作品でした。

読み切ったときはまだ最終巻が出ていなかったので、実はまだ最後までたどり着いていません。今度の楽しみにとっておこう。

 

三体

三体

世界を席巻しているこのSF小説ですが、以前1巻を読んだときは「そんな言うほどか?」という感想でした。しかし、2巻に進めるとその評価が180°変わりました。

SFらしく骨太でありながら人間ドラマとしてもしっかり面白い。理屈っぽい部分は多くあるのですが、ストーリーとのバランスが取れているのですらすら読めるのがまたいいです。

あっという間に3巻に手が伸び、読み終わったあとにはジェットコースターを連続で楽しんだみたいな充足感と心地よい疲れが残りました。

ちなみに、その前日団の『三体0』と二次創作から生まれた外伝『三体X』も読破しました。すっかりはまっている。

 

ゲーム

VRChat

VRChat Avatars 3.0完全攻略 技術の泉シリーズ (技術の泉シリーズ(NextPublishing))

昨年はVRChatで様々なことがあったのですが、今年は穏やかにVR空間ですごすことができました。ただ、どっぷりではなく適度な距離感ですごしていた感じがします。

来年はもう少し力を入れてもいいかもと思いながらも未定です。

 

その他

文学フリマ

note.com今年は初めて文学フリマに出店してみました。なかなかエキサイティングな体験ができたので、来年もどこかで参加しようとたくらんでいます。次はもうちょっと間口の広い本を作ろうかな。